輝く夜に、夜汽車が走る

かぐや姫と帝が和歌のやり取りをしたように、短歌のやり取りをする絵里と康平

札幌と東京、お互い住んでいるところは離れていても

短歌を投稿できるSNSで互いに惹かれ合ったふたり

 

ふたりには短歌があった

周りを取り巻く環境が変化したとしても

ふたりの間には短歌があった

 

「あたしはこの遠距離恋愛を進めることができるのだろうか」

「俺はこの遠距離恋愛にどんな結末を見ているのだろうか」

 

 

満たされて

齢十四を 数えても

日々、満ち欠けを やめず

減りゆく

 

 

輝夜のように、歌を紡ぐ。

絵里(日置智絵)

―和歌に恋をする女

康平(廣井雅人)

―短歌を詠む男

航(サバ御)

―部下に好意を寄せる男

愛(南條麗) 

―先輩に想いを寄せる女


博美(asana)

―絵里の理解者

富山(星川拓也)

―短歌を詠んでいた男


脚本演出の下屋義仁です
今回もまんまとマキニウムでお芝居やることになりました
…やることに、しました?かな
今回のMiddleDirectionsでは3本やらせてもらうことになっていて、まず1本目はこの“輝く夜に、夜汽車は走る"です
このお話は本当に降って湧いたようなモノで
"遠距離恋愛をするふたりが、短歌のやり取りをして愛を深める"

…みたいな?
すごいロマンティック!!
とか思って書きました、ね

え、ロマンティックですよね?

なんて書いてますが、下屋大好きな超絶カタルシスな芝居です
様々な空気感を、色々な目線で、是非劇場にて感じてください